日本人の質は確実に劣化しています。

　１日の死者数が２５人となって、最大値を記録しました。カエサルが言った言葉に、「人間は自分の欲するものしか見ない」があります。つまり、このくらいなら大丈夫、自分は大丈夫という甘い考えが、或いは、自分だけなら大丈夫という考えがどうしても出て来ます。

　千葉でサーフィンしている人はまさにそういった人でしょうし、湘南に繰り出す人もそうでしょう。みんなが自粛しているから、自分だけ動いてても大丈夫だろうと。戸越銀座に家族で買い物に来る人達もそうでしょう。みんなには、自粛してもらって、自分だけは今までと同じ暮らしがしたいと。公園で、ジョギングする人達もそうでしょう。人は自粛して欲しいが、自分は自粛しないで大丈夫だろうと。タレントの方で、ゴルフで感染された方がおられました。ゴルフと会食と旅行でしたね。自分だけは大丈夫だという思いがあったのだろうと思います。

　人権とは、個人のわがまま、自分勝手を肯定するという事です。少なくとも、日本人はそう解釈する人達が多いと思います。多くの人達が共存する社会においては、自分勝手やわがままをコントロールする事が必要なのですが、日本では、それが出来ません。それは、日本国憲法という、自分勝手な人ワガママな人を徹底的に擁護する（そう意図はしておらず、常識的な人が多いと信じて作った憲法ですが、国民性が劣化して利用されるようになりました）印籠があるのです。

　都合の良い時は、国の言う事は全く聞きませんが、都合が悪くなれば、国が国がの大合唱です。行政が出来るのは、自分達を律する人、国の要望に答える人しか出来ないのに、何でも感でも、国が行政が悪いと言って、何が解決するのでしょうか？先ずは、自分からです。自分が自分を守る事が、先ずはスタートなのです。国は、マクロでしか見ません。それすら、理解出来ない人がいるのですから、あきれます。マスゴミは、ミクロしか言いません。マスゴミの視点は、すぐ前だけです。それを参考にすることはできますが、それを信用してはいけません。