hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

日本という建前と本音の社会

 日本社会の不思議。今回でも明らかになったように、パチンコ依存症の方が沢山おられます。彼らの中には、それで、人生を破綻させてしまった人も沢山いると思います。町中で、簡単にギャンブルが出来る国って、恐らく先進国では皆無じゃないでしょうか?パチンコはギャンブルではなく遊戯だからOKであるという理屈ですが、景品をもらって、すぐ横に偶然その景品を買う事の出来るというかそこでしか買ってもらえない商店(名目上の)があって、そこで売却してお金をもらう。まあ、誰が考えてもまやかしでしょうね。 日本は、公には、売春禁止なんですが、いわゆるソープランドとかでは、公然と行われているとの事です。

 理想は理想、しかし、現実は違うという事なのでしょうが、これでOKなんですから、何でもOKなんでしょう。憲法に明確に記載されていても、自衛隊を有していて、自衛権の行使は許される。それも、個別的自衛権の行使は許されるんだと主張する人もいます。どこからその発想が湧いて来たのでしょうか?そもそも、自衛権の行使に、個別も集団的も無いでしょう。概念上はあるんでしょうが。日本を守るために、日米安保条約を締結しているだけで、集団的自衛権の行使が前提でしょうと何故思わないんでしょうか?それに、誰かにお願いして、自分だけが守られるという理念は、あまりにも自分勝手であるとは思わないのでしょうか?

 そもそも、日本国憲法は、理念としては崇高なものがあると思います。しかし、それを得手勝手に解釈する事で、どうしようも無いものにしているんだろうと思います。国民の権利と義務を明確に規定されているのですが、権利ばかり主張する勢力がいます。護憲と称するある意味、頭おかしい人達(国民の生命よりも憲法が大事という思想は、宗教的な洗脳ではないかと思います)もいますし、逆に憲法解釈なんていかようにも変える事が出来るという勢力がいるわけです。

 各々が他方を非難しますが、お互いに自分達の問題点を認めないので、当然ながら平行線のままです。ある種の予定調和になっているように思います。

 日本って変な社会ですね。憲法があっても、どのようにでも解釈出来るように作る。法律があっても、抜け道を作る。建前と本音がある社会。まあ、そもそも、そこを捉えて追求してゆくのが、ジャーナリズムの本質だと思うのですが、ミクロを追い求める、ゴシップを追いかける、というなんと言うか社会にとってゴミみたいな情報を取り上げるのを生業としているというゴミ拾いの人がジャーナリストを名乗っておられるのですから、笑い話みたいな世界ですね。