hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

大きな岐路なんでしょうね。

 BABYMETALの過去のLIVE映像を見てると物凄い熱気を感じます。恐らくヘドバンギャーとかでその熱気が最も伝わるような気がします。あの熱気を今出すことが出来るのか?と思えば、無理なんではないかと思ってしまいます。少なくともSu-Metalが20歳くらいまでの広島までは、アイドルファンの乗りの要素が強かったのではなんて思ったりまします。まあ、そう思うだけで、私はアイドルファンのノリなるものを知らないのですが。

古いLIVE映像では、BABYMETALがアイドルからの流れであるというのが良くわかります、それを象徴するのがYUI METALだと思います。MOA METALも勿論最上級のアイドルなんですけど、YUIはそれこそシャレではなく天上天下"由結"我独尊的な、表現出来ない説得力があります。仕草や声でなく、存在そのものがアイドルだというような。これ、多分、そう感じた人多かったのでは?

 YUIがいなくなって以降は、BABYMETALから、アイドル成分が薄れた感があります。2人が、大人になったというのか。女性の成長とはある時点で少女から女になるのかなと思うのですが、まさにその瞬間なのかなと。ですから、ダークサイドになってからは、アイドル系から流れて来たファンがどんどん消えていったのは必然だったのかもしれません。

 その事から、YUI不在以降のBABYMETALは、アーティストとしての道を意図的には、結果的にはわかりませんが進む事になったのだろうと思います。ただ、そうなると楽曲的に違和感のある曲が多い、流石に、CMIYCとかウキミとかIineとかはしなくなりましたが、それでも、ギミチョコやヘドバンギャーとかドキモとかはBABYMETALの代名詞的な歌ですので、切れないでしょうし。そういった制限、矛盾を解消するために一旦リセットする必要があったのかなと。

 BABYMETALのファン層もかつてのドルオタ流れの人は少なくなっているでしょうし、ダークサイド以降のファンも増えているのかなと思ったりします。いま構築中の新曲の欠片は、当然の事ながらアイドル要素は皆無に見えます。この4thアルバムはBABYMETALの大きな岐路になる事は、最初からわかっていたのかなと思ったりします。

 今のところの曲では、恐らくは、それ程ファン層を増やすとは思えないくらい、一般受けしないように感じています。一般受けしないというのは、ファンベースが納得するという可能性は高いのですが、反面、新規層を惹きつけられなくてジリ貧になるという危惧もあるだろうなと思います。それと、こういったやり方をしているのは、KOBAが少し怖くなっているのかなと思ったりします。一般受けしない方向に振った事から、物凄い批判を浴びる可能性もある訳で。だから、こうやって事前に小出しでと。

 ただ、どんな方法を使っても、受け入れられない可能性もありますので、そこは心配だったのかなと思います。まあ、今回はとっても大きな変更ではあるので、やはり心配でしょうね。今までコアだったファンが離れるかもしれないのですから。