hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナに関する推論として

 何故、日本だけがこれ程減少し、他国は拡大し続けるのかという問題を考えてみました。基本的には、事実を積上げて、そこから推測出来るものだけとして、証明しようも無い事は排除する事にします。

 1)第3波の中心となった変異株は、B.1.1.214株であった事。

 2)第4波の中心は、初期はB.1.1.214でその後、E484K株が出てその後アルファ株に

   なったという事。

 3)第5波は6月中旬以降、デルタ株が増え8月以降はアルファ株が消え全てデルタ

   株になったという事。

 4)それまでは、様々な変異株が混在していたが、デルタ以降はデルタ以外が消えた

   事。

 5)殆どの変異株は、4〜6ヶ月で拡大し消滅する事。

 6)デルタ株には、現時点で121の亜型がある事、そして欧州では多くの亜型が存

   在する事。

 7)日本は、AY29という亜型単独である事。

これらを合わせて導き出される推論は、①波は変異株によって起こる。②変異株の活動はそれ程長く無い。③従来までは、既存の変異株に変わり次の変異株が存在していたが、デルタ株には無い。④日本は、AY29亜型のみのため、ある意味デルタ株の寿命が尽き、その後に来る亜型が今の所存在していない。⑤欧州には、従来の変異株と同じように複数の亜型が存在し、各々が生存のリレーを行っているのではないか?⑥ただ、デルタ株の後継の変異株は発生していない。

 以下は予想ですが、日本にもし、欧州の亜型が入ってくれば、次の波、つまり第6波は起こるのか?という事なのでしょうが、実は、今までにそれらの亜型が入って来てないとは思えないのですが、それが拡大し後継の亜型になっていないところを見ると、入って来ても、止める事が出来る環境(つまり、集団免疫でしょうか?)があるのだと考えるべきかと思います。つまり、現時点では、入って来ても拡大しないのではと。

とすれば、日本の感染は終わるのかという疑問なんですが、恐らく、日本だけでなく、世界的な感染も、もうすぐ終わるのではと思っております。それは、デルタ株以外の変異株が無いという事によります。亜型である限り交差抗原性はそれなりに高いはずですから、集団免疫の壁により感染を止める事になってゆくのではないかと思っております。

 恐らく、ドイツが拡大し始めたのはこの10月中旬くらいですから、1月くらいまでにはピークを迎え4月頃には収束しているのかと思います。勿論、日本は、恐らく、もう波は来ないだろうと想像しております。但し、デルタに変わる新しい変異株が発生すれば、当然、また6ヶ月継続する事になりますが。その可能性が最も高いと思うのは、中国かなと。