まだ早いよ。
1985年、メキシコワールドカップが青い空の向こうにわずかに見えた、国立競技場。日本代表は打ちのめされます。「まだ、W杯出場は早いよ」と。
そして、1993年ドーハにて、最後の最後に同点ゴールを決められて、アメリカW杯を逃した時。「まだ、早いよ」
1997年、ジョホールバルの歓喜で、W杯出場を勝ち取り、のぞんだ、1998フランスW杯での、3連敗「君たちに、W杯の勝利はまだ早いよ」
2002日韓W杯で、Best16に入り、見せつけられたトルコとの差、「W杯トーナメントでの勝利はまだ早いよ」2010年、2018年と見せつけられたR16の壁。2018年は、もうすんでのところまで行ったのに。「まだまだ、早いよ、もう少しだね」
1996アトランタ五輪で、聞こえた、「決勝トーナメントはまだ早いよ」という声は、4年後のシドニーで打ち破り、それもで、R8で聞こえた「まだ早いよ」という声。
2012年のロンドンでは、Best4に、そして、聞こえた声。「五輪の決勝は、まだ早いよ」
2021年の東京で、決勝へ行けるのか? それとも、「まだまだ早いよ」と言われて、3位決定戦に回るのか、全ては明日ですね。
日本代表、五輪代表は、少しづつ、夢を実現していっております。五輪も出来れば、次のステップ。「五輪で優勝するのはまだまだ早いよ」になりたいものです。それをすっ飛ばして、「おめでとう五輪優勝」でもいいのですが。