hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナウイルス対策について

 イスラエルのDataが不気味ですね。イスラエル保健省は、7/24 ファイザーの感染予防効果が、39%であると発表しております。当初90%、ちょっと前に64%だったのがだだ下がりです。

 デルタ株の問題というより、ワクチンにより産生された抗体応答の時系列的な変化なのではないかとの分析もあります。イスラエルは、世界でも最も早くワクチンを接種しましたので、世界で最も早く、ワクチンの効果が切れる事を味わうという可能性がある訳です。

 インフルエンザ等の場合、ワクチン接種後の自然感染(主に不顕性感染)によりブースター効果があるために、有効期限が継続すると考えられて来ました。しかし、コロナ、特に、ファイザーはあまりブースター効果は期待出来ないのかもしれません。

 ただ、インフルエンザの場合、無症状者も含めてPCR検査はしません、発症者のみです。ですから、どれだけの無症状感染者がいるのかは把握出来ておりません。ですから無症状者を含めると、コロナと同様になるのかもしれません。ただ、感染者は増加しておりますが、死者は殆どいませんので、感染防御は出来なくても、重症化防御、或いは致死率削減には効果があるのかなとは思います。

 今となって思うのは、最初の緊急事態宣言の発出が早すぎて、あまりに強烈だった事から、その副作用が強すぎて、政府の対策が後手後手になってしまった感があります。確かに世論では、あの強烈な緊急事態宣言を要請していましたが、完全に失敗でしたね。

 あの時は、今で言うマンボウくらいで良かったのですが、マンボウが無かったのが、大きな問題だったのだろうと思います。未知のウイルスの恐怖に怯えすぎた感はありました。

 感染症対策の基本は、国内に入れない。つまり、外国からの入国者に対し、14日間の隔離を義務付ける事だけで、十分だったのだろうと思います。単にそれだけで。