hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

ダークサイド10人の謎は、10周年での布石だったのではないでしょうか?

 2018年4月1日に、ダークサイドと称して、7人の姿と10人の姿がUPされた事を覚えています。7人は、ふむふむという事で理解出来たのですが、10人はどうしてもわからなかった。当時10人はBABYMETALのライトサイドの3人とダークサイドの7人に兼務でBABYMETALの3人が加わっているから10人なんだと思っていました。しかし、それでも、何故10人が並んでいるのかと。現実には重複しているから無理だと思っておりました。

 しかし、ふと思ったのは、ダークサイドの時丸山さん、佃井さん、平井さん、大森さん、秋山さんの5人が参加しました、そして、アベンジャーズでは、鞘師さん、藤平さん、岡崎さんの3人が参加しました。計8人です。そして、中元さん菊池さんを加えると10人になります。

 2017年のSSAくらいの頃から、水野さん問題はあったんだろうと思います。そこで考えられたのが、メンバーを増やして、水野さんの負担を減らす事だったのではないでしょうか?広島が、3人でのほぼ最後のステージになる予定だったのかもしれません。しかし、水野さんがそこまで持たなかった。という事もあり、7人体制を考えたという事になるのではないかと。しかし、その7人には当然、水野さんが含まれていたのだろうと思います。想像では、日本限定の、秋山さんは、水野さんが無理だったので、本当に緊急対応だったのではと思います。3rdアルバムを見ても、ライトサイドとダークサイドの両面がある前提で作られていますので、3人と7人を併用する予定だったのではないかと想像しています。

 しかし、予想外にダークサイドは不人気であったという事なのでしょう。そこで、2019年に、3人体制に戻す事にした。ダークサイドで、水野さんを除くと7人という事になりますから、当初の10人、ダークとライト7と3で、BABYMETALメンバーが重複する体制を諦め、ダークサイドの7人に、新しい3人を加えて10人にするという決断を行ったという事なんだろうと思います。つまり、アベンジャーズという3人は、究極の人数合わせであったと思うのです。何故かと言えば、10年でBABYMETALを終える予定だったからではないでしょうか?10年で、10人で10公演で終える。つまり、10の鐘を鳴らす事なんでしょうね。数字にこだわるBABYMETALらしい発想だったのではないかと思います。

 武道館の公演の最後のメッセージで、3つの魂は、地球を離れメタル銀河で輝き続けるというくだりがあります。メタル銀河とは、藤岡さんへのメッセージでもあった現実では無い世界の事ですから、3人のBABYMETALはもう無いのだという事なんでしょうね。次は、LIVING LEGENDへの進化、つまり現実の世界で目指すべきものは、3つの魂では無いという事なんだろうなと思う訳です。

 では、予想です。現実問題として、BABYMETALの2人が、新メンバーを受け入れるとすれば、BABYMETALという概念を保持したまま、次のステージに行く必要があったのだと思います。例えば、BABYMETAL Xとか。しかし、今度のステップは

、LIVING LEGENDです。ぽっと出の新人が目指せるものではない。つまり、2人体制で行くのだという事ではないでしょうか?もしかしたら、Su-Metalだけの1人体制かもしれません。或いは、SuとMoaのツインボーカルスタイルで行くとか。そして+ダンサーつまり、武道館のおねだりとかGJのようなスタイルで行くとか(海外では完全にアウトでしょうからこれは無理でしょうが、国内なら有り得る話だと思います)どちらにしても、岡崎さんのメンバー昇格というものは無いのでしょうね。残念ながら。そして、水野さんの復帰も、もう無いという事なんでしょうね。これもとっても残念ですが。

 ただ、今までのスタイルでは、もうBABYMETALというスタイルは難しいのは明らかなのではないでしょうか?ある意味、大人のBABYMETALへの移行というもので、それはダークサイドで一度試みたのですが、うまくゆかなかったという事なんだろうと思います。ただ、今年は、Suも24歳になる年ですし、Moaも22歳になります。そろそろ、大きな変化が必要なんだろうなとは思います。私の予想は、ツインボーカルになるのではないかなと。それを試す年になるのではないかなと思ったりします。BABYシスターズなるダンサーを加えて。岡崎さんをリーダーとし、今後活動終了するさくら学院のメンバーを補充して、リアルな英才教育をするチームの設立。そしてそこから、派生し独立するグループが出て来るような体制を構築するのでは?

 正直、2016年くらいの爆発的な伸びは、BABYETALには感じられなくなったと思います。世界を席巻し大ブームになるのではというような期待はもう出来ないように思います。しかし、それは逆にチャンスなのではないかとも思えます。世界的にも、ある程度のコアなファンを持っている、日本では稀有なバンドだと思います。アメリカのどこに行っても、2000人くらいのホールであれば、埋める事が出来るなんて。とすれば、その大きな財産を持って、新たなチャレンジが出来るのではと思います。なんたって、水野さんという体の1/3を失っても、生きているのですから。これからのチャレンジでも、そこまで怖いものは無いのではと思います。