hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナ後の世界って。

 現実的に、コロナウイルスを撲滅するのは、簡単では無いと思います。局地的な流行であれば抑え込めたかもしれませんが、ここまで世界規模になった感染症が簡単に収束するとはとても思えません。数億人の方が感染している訳ですから、変異株も無数に発生しておりますし、今後も無数の変異が発生するでしょうしね。変異株をワクチンが追いかける状況が続いてゆくのでしょうね。

 つくづく、このコロナウイルスの感染形態は、ウイルスの伝播にとって理想的だと思います。無症状者が感染を拡散するのですから。本来、ウイルスはこの能力を獲得するために、弱毒化します。症状が軽い方が感染拡大するからです。致死率が高いと、局所的に感染拡大し、そこで止まってしまうということになります。しかし、このコロナは無症状で感染拡大出来るという力を得た訳ですので、弱毒化する必要は無いので、一般的に言われている感染拡大につれて弱毒化するという定説は崩れてしまいました。インフルエンザは、季節的要因が強く、20℃くらいで感染力が落ちると言われております。その要因は、湿度の関係で、飛沫があまり飛ばなくなるからなのかもしれません。しかし、このコロナは、マスクがあればほぼ感染しないくらい感染力は弱く、ある意味濃厚な飛沫つまり、マスク無しの会話で感染拡大する訳ですから、逆転の発想でもあるのですが、季節に依存しない性質を持ってしまったのではないでしょうか?

 H5N1インフルは、その強毒性によって、インフル症状というよりは、サイトカイン・ストーム等の免疫異常を発生し、多臓器不全でお亡くなりになられるケースが多いのですが、結構お亡くなりになられるのは若者が多いと言われております。通常の季節性インフルは、このコロナと同じように高齢者にとって大きなリスクとなります。肺炎症状を引き起こすので。しかし、免疫異常が重症化を引き起こしているとも言われていて、アクテムラとかが有効であると言われ、確か、イギリスでは承認されているのでは無いでしょうか?免疫の過剰反応は、当然若者を襲いますので、もう少し変異すれば、高齢者ターゲットから、若者もターゲット(命を奪うという意味で)になる可能性もあるのではないでしょうか?

 この人類に対して最強の感染経路を有するコロナウイルスが、もし、強毒化すれば、人類を軒並み絶滅に追い詰めるものになるのではないかと思ったりします。つまり、もしかしたら、コロナ後の世界は無いのではないかと。マスクをして他人と会話する、そんな単純な事すら出来ない人間が、この最強の感染力を有するウイルスに勝利出来るとはとても思えないのです。今はまだ、コロナの毒性は弱いのですが。インドの変異株では、死者が増えているようです。つまり、強毒化に向けて動き出しているのではないかと思います。高齢者が自分勝手に振る舞うのは、もう残りわずかな人生だからでしょうが、若者が自分勝手に振る舞っているのは、潜在的に、もしかしたら自分の未来を消そうとしているのかもしれません。というか、そんな事はほぼ関係無く、もし、変異し若者がターゲットになれば、防ぐ手段は全くありません。とすれば、今のうちに人生を楽しんでいて欲しいなとは思います。思い出作りとして。