hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナの猛威は続きます。

 冬になって、コロナの猛威は止まらないようです。

TV◎日TMGさんが賞賛していた、ニューヨーク州は、12/12 陽性者が11,000人になりました。同じくTMGさんがモデルとすべきとしておりましたドイツは、同日は21,000人です。イギリスも21,000人ですし、イタリアも20,000人、11/07に8万人を記録したフランスも、ロックダウンの効果で14,000人くらいまで落ちて来ておりますが、日本の3,000人とは比較にならないくらい多いという事になります。

 今日のTVでもTMGさんは、ドイツと比較しても仕方が無い、ニュージーランドや台湾のような、国と比較すべきだと主張しておりましたし、例としてアイスランドと比較しておりました。アイスランドって人口35万人の国です。日本の地方都市クラスです。日本でも探せばというよりは、多くの地方都市であれば、アイスランドよりも感染者数少ない市ばかりだと思うのですが。ニュージーランドも500万人くらいの国です。台湾は2300万人です。まあ、これらの国は、確かにしっかりとした政策で成功したと思いますが、ただ、1億人を超える国ではありません。人口の多さによって、中々対策は難しいと思います。

 見事に感染拡大の山2つを経験し、それを乗り切った例として、オーストラリアがあると思います。オーストラリアは、2500万人くらいの人口ですから、ほぼ台湾くらいですし、国土がかなり広い事から、感染症対策がうまく機能出来たのかもしれません。ただ、感染コントロール出来た国に共通するのは、島国という事なのかもしれません。韓国は違うと言えば違うのですが、北朝鮮との交流がほぼ無いので、そこで遮断されていると思います。陸続きの国は、やはり結構感染症対策は難しいのかもしれません。つまり、飛行機と船による交流と、それに電車と車が付加された交流では交流量が異なるのかもしれません。

 人口動態調査の7月分が発表されましたが、巷間言われているように、1月~7月の累計死者数は、17,000人減少しております。そして、驚くべき事に、感染症による死者数も、830人減少しております。つまり、昨年よりは、感染症による死者数は少ないという事になります。つまりマクロで見れば、コロナ感染症は、死亡者数減少に貢献したという事になります。よく言われている自殺者ですが、7月時点では前年比マイナスです。マスコミで言われている事からすれば、8月以降増えたという事なのかもしれません。マクロ的な視点で見れば、この時点までコロナはそれ程大きな被害をもたらしていません。経済的には、かなり大きな被害を受けたのは事実ではありますが。それは、コロナより前の、消費税増税後の消費マインドの冷え込みから、継続しているのではないでしょうか?ともあれ、マクロ的にデーターを見れば、生命と経済の中で、より経済に痛手が発生していると思われるので、そちらにウェイトを置く事は適切なのではないかと思います。