hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

BABYMETALが紅白に出るそうですが。

 BABYMETAL紅白出場との報道が出ております。とすれば、今年は紅白を見る事になるのかな。いやいやゼッタイになります。BABYMETALが出ているTVを見のがす事はあり得ないですから。

 10周年記念という事で、非願成就と記事には書いておりましたが。今年は、アルバムも出しておりませんし、3月以降ほぼ活動もしておりませんので、今年の実績により選ばれたというのではなく、BABYEMETAL側が出る事を希望したという事なのでしょう。まあ、出る事を希望する人達は砂の数程いるでしょうが、それで、実際に紅白に出れるというのは一握りでしょうから、BABYMETALはそこまでの位置にたどり着いたという事なのでしょうね。

 ただ、このところの物販攻勢からすれば、当然の流れなのかもしれません。2013年頃には、TVで知名度を上げようとしておりましたが、2014年以降は、完全にそれを止めてしまいました。2013年に紅白の話があれば、出場したのではないかと思います。しかし、2014年は、あのBABYMETALのNHK特番までしてもらいながら、紅白には出ませんでした。2016年は、東京ドーム、ウェンブリー、2ndアルバムとBABYMETALとしてはピークの年でした。出るとすればこの年であったはずだと思います。しかし、出なかった。それは、出なくても商売が成立すると考えていたのだと思います。

 今、出るのは、商売が成立しなくなったからでしょうね。当分、もしかしたら2021年も、メタルのライブは無理かもしれない状況で、BABYMETALが商業的に存在してゆくには、物販しかありません。音源だったり、モノだったり。もしかしたら、無観客ライブだったりです。しかし、現実的に考えて、リアルのライブでの、チケット代(BABYMETALって高いんですよね)が、無観客では半額以下になるでしょう。それは、無料のユーチューブ放送のオンタイムの視聴者が4万人くらいだったのからすると、有料になれば、その数分の1くらいになるであろうと言うのは容易に想像出来ます。

 どうすればいいのか?それは、当然、知名度を上げて、ライトなファンを増やしてゆく事です。しかし、それは、今までのコアなファンからすれば裏切り行為になるでしょうし、ライトなファンが定着するとは限りませんのである種の賭けではあるのだろうと思います。そのためには、最も効果的で安全なものが紅白だったという事なのでしょうね。紅白であれば、ライトなファンも呼び込めるし、コアなファンも納得すると。

 BABYMETALは、存続を選んでおります。そして、頑張って収益を上げようとしていると思いますあが、それは、想定まで届いていないのでしょうね。10周年記念アルバムの予約も少ないように思います。あそこに、例えば、君とアニメとかレア曲が再録で入っていたりしたらだいぶ違うとは思いますが、リマスターくらいではねぇ。その上で、2021年度の大きな収入でもあります、ライブは難しい環境、そして、そうなれば、大きな収入の柱でもあるTheONEの入会者数も大きく減少するであろうという事も想定せざるを得ません。つまり、このままでは、2021年でBABYMETALというプロジェクトは終了するかもしれないという中での、大きな方針転換、それが紅白だったのではないかと思います。

 ただ、成功するとは限りません。というよりこの紅白で、新規ファンを獲得できるかと言えば、それ程甘いものではないでしょうね。過去のファンの回帰があるかどうか程度でしょうね。BABYMETALとしては成熟期になっておりますし、ある程度の知名度も出来ていると思います。新鮮な驚きというかインパクトもそれ程強く無いでしょうから、新規ファンを獲得する旬ではもう無いと思います。4年前ならば、凄いブームになっていたかもしれませんが。