hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

第3波なのでしょうか?

 第3波が来たとの意見を述べる方も沢山おられますが、第1波から第2波のように明確に山が出来ている訳ではありませんので、第2波の拡大と見た方が良いのかなと思います。第1波と第2波の大きな違いは、収束にあると思います。第1波は拡大と収束が明確なのですが、第2波は、結局収束に向かわず再拡大してしまったという事なのかなと思います。これは、アメリカの動向に近いように見えます。アメリカは、地域毎に拡大収束しているのですが、全体的に見れば、収束傾向に見えません。これは、感染拡大のスピードがインフルエンザに比較すると遅いので、地域ラグがあるからなのだろうと推測しております。日本も、第2波は、東京及び関東圏、大阪及び近畿圏が中心でしたが、それが、数か月かけて、地方に飛び火していったという事なのだろうと思います。それ故収束に向かわなかった、だらだらと感染状態が維持されていたという事なのだろうと思います。ここ数日の急激な拡大の要因が、新しい変異株であった場合は考え方が異なりますが、変異株では無いようなので、地域拡大から東京や大阪にリターンされているのではないかと思ったりします。つまり、東京、大阪の人達がGOTO等で地方に感染拡大し、今度は東京で感染から逃れていた人達が地方で、もらって来るという悪循環なのではないかと思います。

 基本的には、飛沫感染、3密状況におけるエアロゾルによる感染がメインでありますので、マスクをしていれば、3密状況さえ気をつければ、感染しないと思います。ただ、飲食時にはマスクを外しますし、会話をします。当然、飛沫が飛びます。通常飛沫は2mくらい飛ぶと言われておりますので、正面で会話すれば、飛沫がかかる事になりますので、感染する環境だと思います。その会食でウイルスを貰って来て、家庭内で感染を広げる、寮とか、宿舎内で感染を広げるという事になるんだろうと思います。非常に単純な感染経路何だろうと思いますが、それを防げない訳です。勿論、職業として3密環境を強いられる、医療関係者や介護関係者はそこをいかにケアしても難しい部分があるんだろうなと思います。

 今、感染拡大をしているのは、可能性としてハロウィンでしょうね。7月の初旬のホストやキャバクラとは人的規模が異なりますので、あの時1600人の感染者が最大でしたが、今回は、その数倍、もしくは数十倍になっても不思議ではありません。ただ、PCR検査における陽性率が10%以下(東京で5%)という事でもありますので、そこまでは行かずに、3000人くらいまでなのかもしれません。3000人を超えたとしても、日本人の場合、結構用心しますから、そこを超えてゆくとは思えません。

 ともあれ、入院者数が物凄い勢いで増えております。恐らく、有症状者の絶対数が多くなっているのだろうと思います。これは、死者数が増えてゆく予兆でもあると思います。そこは、非常に心配です。