現在の状況からの予測

　少しづつ、感染拡大はしているようですが、この状態では、急激な感染拡大とはならないように見えます。このコロナ感染症の特徴は、拡大しだすと急激に感染拡大するという傾向があると思われます。それは、何を意味するんだろうかと思いますが、第１波の頃は、海外からの帰国者がクラスターになっていたケースがあったと思います、後は、ライブハウス、介護サービス、病院の院内感染、合唱、ジム、屋形船といったところであったと思います。北海道では、雪まつりで感染拡大したように思います。その後は、お花見とかありました。その後、緊急事態宣言をして、自粛と同時に、このウイルスの防ぎ方もかなり浸透していたのですが、７月に、夜の町からスタートした第２波が拡大していったと思います。第１波も第２波も１か月くらいで、急激に上昇し感染者数のピークを迎える事になりました。今のゆったりとした感染拡大とは異なりますので、個々から、急激に拡大するとは考えにくいと思っております。

　何故、急激に感染拡大するのかと言えば、恐らく、クラスターとなる場所（いわゆる、飛沫が濃厚に飛び交う場所）があるかないかという事なのでしょう。もう、流石にノーケアのところは少なくなったと思いますが、最初の頃の合唱団や、７月からのホストクラブ等については、本当に充分な対応が出来ていなかったのだろうと思います。それ故、そこから発生したクラスターにより拡大していったという事なのだろうと。今は、そこについては、しっかりとケアーしておりますので、急激な拡大に繋がってゆくとは考えにくいという事なのだろうと思います。勿論、変異の関係や様々な要因はあると思いますが。危険は数値は、間違いなく、入院患者だと思います。この入院患者が、５０００人くらいの現状は、ある程度深刻ではないのだろうと思います。この数値が急激にに増える傾向になると、要注意だと思っております。