hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

自殺者1805人。

 9月に、1805人の方が自殺によりお亡くなりになられたとの事です。ご冥福をお祈りいたします。コロナ感染症では、1月以降9か月で、1,629人の方がお亡くなりになっております。こちらもご冥福をお祈りいたします。死者の数だけを見れば、どちらが日本にとって問題なのかは一目瞭然かと思います。片や1か月の死者です。片や9か月の累計です。

 しかし、マスコミは、コロナ、コロナです。物事を、分析出来る能力が無いのか?それとも、自殺は珍しくも無い社会的問題であると切り捨てているのでしょうか?多くの場合、自殺は、精神的にうつ状態になる事によって起きる可能性が高いように言われております。過去には、うつというのは、精神的弱さであると認識されていたと思いますが、現実的には、完全な病気です。速い段階で発見できれば、抗うつ剤を服用する事により、悪化を防ぐ事が出来るものです。実際、自分がうつであると判断出来るかと言えば、なかなかむつかしいので、周りの人達が気をつけてあげる環境が必要ですし、うつにより、精神科で、診断を受ける事は、風邪をひいて内科に行く事となんら変わりはありません。そういった、環境を構築する事によって、自殺者は減るはずです。訳の分からない、PCR検査なんかにお金をかけるのであれば、メンタルケアーが出来る環境をしっかり構築するために、予算をかけるべきではないかと思います。

 小学校、中学校、高校等に、メンタルケアー環境を設置することで、子供達の悲しい自殺を防ぐ事も、うつでの引きこもりとかを防ぐ事も可能になります。或いは、学校に来なくても、授業に参加できるしくみを作れば、不登校の子供達の一部に教育の機会を与える事も出来るはずです。学校で、苦しい事があったとしても、その逃げ道は一杯あって、死を選ばなくても逃げる事は出来るという事も教えてあげる事、学校へ行かなくても、教育を受ける機会があるという事、そして、新しい環境に進めば、もしかしたら、新しい環境を構築する事が出来る可能性があること。そういった逃げれる環境を作る事をすれば、本当に大切な命が失われる事が少なくなると思います。

 大人も一緒です。逃げ道に死を選ぶのではなくて、他にも逃げ方があるはずだと本当に理解して欲しいと思います。そして、そういった気の迷いは、病気なんだという事もしっかりと啓発して欲しいと思います。