９９人発言は、大きなミスだったと思います。

　学術会議問題で、菅首相は９９人の名簿しか見ていないと発言したのですが、その意図が不明です。勢いが失われつつあった学術会議側に燃料を投入した結果になったと思います。何故、こんな愚かな発言をするのか理解出来ません。早速、左翼マスコミは、公文書偽造との問題に、すり替えて来ました。

　そもそも、この問題は、最後まで、大局的、俯瞰的判断で、終わるはずのものだったと思います。そして、最後には、行革問題と出来たはずです。しかし、ここで愚かな発言をすることによって、政府の対応が難しくなｒました。最低でも、誰かの責任を明確にする必要が出て来たという事です。恐らく、今まで、うやむやにしていた、公安問題と共産党の問題を明らかにしないと収まらなくなるでしょうね。それは、言論の自由を保障する憲法問題となり、政府に勝ち目は全くありません。現在の、共産党は、非合法活動をする団体ではありませんから。

　菅政権は、安倍政権と異なり、こういった愚かなミスをしないと思っていたのですが、それは間違いだったと思いました。安倍さんは、優しい、人の好い部分があって、そして、歴史に残るという気持ちもあって、結構ミスをすることもあったと思いますが、菅さんは、歴史に残る必要も無く、現在の問題点を明確に解決するという近視眼的な姿勢を持っていると思っておりましたが、こういった、ミスをすると言う事は、少し、違っていたのかもしれません。