hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナ感染症に勝利者がいるのか?と言うのは、収束しないと分からないと思います。

 ニュージーランドがコロナに勝利宣言。これ、大きな間違いだろうなと思います。コロナウイルスは、ある意味全世界に拡大しておりますので、一国だけ隔離する事で、感染を抑えても、国家間の交流が始まった段階で、当然ながら、感染拡大する恐れがあるはずです。とすれば、免疫の壁を構築した、所謂、感染防御敗北国の方が、早く、コロナに強くなる可能性があります。ワクチンを全国民に接種しても、ワクチンの効果は、限定的であると思われます。100%の抗体を保有できるワクチンなんて無いですし、有効期間に関しては、いわゆる、ブースター効果が無ければ、それ程続くとは思い難いと予想されます。特に、ウイルスベクターやmRNAワクチンのような、今までの経験値があまりない構造のワクチンの有効性継続期間は今後のデーターを見てゆく必要があるだろうと思います。

 そういった中で、一時的な勝利はあったとしても、完全な勝利なんてものは無いんだろうなと思います。このコロナ感染症に関しては、何が勝利なのか、まだ十分にわかっていない段階なんだろうなとは思っております。中国も、日本も、TMGさん絶賛のニューヨークも、何が正しいのかは今はまだわかっていません。勝利としても一時的なものであるかもしれません。それは、全てが収束してから、分かって来るのかもしれないなぁと思います。というか、勝利とかを言うのが馬鹿らしいくらいに、圧倒的に過去になって忘れ去られてしまうかもしれません。

 コロナ感染症は、まだ、収束が全く見えない状況だろうと思います。しかし、一般的なウイルス感染症であるならば、1年も続くようなウイルス大規模感染は無いように思いますので、これだけ世界的な感染規模になれば、そろそろ、収束に向かうのではないかとは思いますが、今のところその兆しは、見えてはいないようです。一番注目するのは、第3波が来るかという事です。第3波が来るのであれば、感染は更に拡大するでありましょうし、来なければ、この感染症は収束するであろうという事だと思います。今のところ、大きな変異株のタイプは2つ(或いは3つ)と言われているので、変異株が更に増えなければ、第3波は無い可能性だってあると思います。そういった意味で、世界でいち早く第2期に入り、収束しかけている日本は、非常に良い、モデルになると思います。ですから、早く、日本が収束して欲しいなぁと願っております。私の予想は、第3波は来ないというものです。ただ、第2波が予想以上に粘り強いので、そのまま第2波が継続するかもという危惧はありますが。