hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

入院者数を見れば、収束に向かっているとは思いますが、そのスピードは遅いですね。

 最近、注目している数値は、入院者数です。PCR検査陽性者の中から、発症者で、入院治療を必要とする患者をと、退院した患者数を減じた数値ですので、医師が明確にスクリーニングした数値であると思っております。

 この数値は、当然の事ながら、陽性者数とリンクしておりますが、ピークは、陽性者数のピークから10日くらいずれております。ここから推測できるのは、所謂発症までの潜伏期間が10日くらいあるんだろうなという事です。入院患者数は明らかに減少して来ておりますので、収束に向かっているようですが、どうも、そのスピードが遅いという事です。第1波は、自粛したのでは早かったという事だろとは思いますが。それでも、第2波の収束は遅いと思います。ピークから2か月で半分というくらいなので。この半分には2か月かかるかもしれません。つまり、12月初めくらいまでですね。

 ヨーロッパでは、間違いなく、第2波が来ているようです。フランスとスペインは、近日中に、ロックダウンする可能性もあると思います。イギリスも危ないですし、オランダも大変な状況のようです。ただ、致死率は、日本と同様に低いように思います。第2波については、もしかすると、日本が世界で初めて来たという事なのかもしれません。第1波は、中国から、イタリアを経由して、ヨーロッパに広がったように思いますし、そのヨーロッパの波がアメリカからアメリカ大陸に広がったという事なのかもしれませんし、日本の4月からの第1波もヨーロッパからだったのではないかと想像しております。とすれば、日本のDataを参考にすれば、フランスやスペインは更にピークが高いので、2か月で半分、更に、2か月で1/4くらいになるとすれば、この冬は、ずっと感染が継続するであろうという事ですね。一旦の収束は3月くらいでしょううか?第3波が来ないとしても。

 日本における第2波は、7月くらいからです。明確に6月に第1波は収束しておりましたので、再燃と言うよりは、株の変異だろうと想像します。株の変異により、感染力が強い、致死率の低いウイルスに変異したのではないかと想像しております。実際は、変異したのではなく、第1波と第2波は、ミックスポピュレーションとして、混じって伝播されており、第1波がスクリーニングされた事により、第2波として、顕在化していったという事なのかもしれません。日本と、ヨーロッパ間にあまり交流が無い中で、同傾向のウイルスが感染拡大するという事を、この推論で説明する事は出来ると思います。とすれば、アメリカや、ブラジル、そしてインド等、ピークの無い感染爆発している国にとっての、懸念は、より感染力の強い第2波が来るのかと言えば、もしかしたら、致死率からみて、この感染爆発自体が第2波なのかもしれないと思っております。そして、第3の波は無いのではというのも、想像ではあります。つまり、第3の変異は発見されていないので、来ない可能性が高いのではないかと想像しております。ただ、誤算としては、第2波の収束がかなり遅いという点です。つまり、明確な感染収束環境にまだ至っていないという事なのだろうと思ってはおります。