hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

音楽って本当にいいもんだなぁと思います。

 大学時代に、中島みゆきさんにハマって。ずっと聞いていたけれど、中島みゆきという人は、綺麗な感じで、凄く魅力的な女性だとは思うし、ゴリゴリの女の人そのものを歌うんだけれど、不思議と、女を感じない人だと思っておりました。女の像を描いているのに、中に何か違う真実が見えるような。中島みゆきさんを女の人として認識出来ないように思います。いわゆる、性を超越した崇拝の対象というか。それは、Su-METALに通じるものがあるように思います。女の子で、本当に綺麗な人で、性格も恐らく、女子らしい人なんだろうと思うのですが、やはり、その存在として、性を超越した、崇高なもののように見えるのです。現実のものでは無いというような認識でしょうか。

 「化粧」とか、凄い歌詞ですよね。別れた男のところに、自分が出した手紙を取りに行く歌詞で。物凄い、おどろおどろしい女の人を描いていて、当時の私のような若い男の子には耐えられないはずなんだけど、何か、納得してしまうという感じがありました。毎日、下手くそなギターを弾いて練習していました。大学卒業して、社会人になってからは、夜、ギターを弾くことも無くなり、結婚して、子供が出来てからは、もうほぼ、そういった意識すらも無くなりましたが。

 最近、YUTUBEで、中島みゆきさんのPVとか、カバーを見たりしたら、昔を思い出します。ああ、この歌の想い出は、こんな感じだったなぁと。中島みゆきさんは、年齢的に少し上ですので、一緒に成長したという感じではなくて、一挙に過去からの曲がやって来た感じではありましたので、本当に、楽しかったのですが、歌=その時代がほぼマッチしません。歌=自分が聞いた時代となりまして、「ホームにて」とか、「アザミ嬢のララバイ」の方が、「雪」とか「化粧」とか「玲子」とかより後になってしまったりします。「狼になりたい」とか、凄い、歌詞だなぁと今でも思います。本当に、その夜明け間際の吉野屋の情景が浮かんできます。当時、良く、夜うろついていたなぁなんて思い出したりします。化粧の剥げかけたシティガールはいませんでしたが。

 会社で仕事をしている時には、本当に音楽を聴かなかったなぁと思います。中学、高校、大学と、音楽の無い日なんて一日も無かったと思うのに。全く、興味が無くなってしまっていました。BABYMETALのSu-METALの「AKATSUKI]がその世界に、引き戻してくれたように思います。今は、仕事よりは、BABYMETAL優先です。今まで、何とつまらない人生だったんだろうかと思っております。音楽があった時代って、凄く楽しい時だったなぁと。そして、今、結構楽しい時を過ごしております。仮に、BABYMETALが解散したり、Su-METALが引退したりしたとしても、私は、音楽から離れる事は無いだろうなと思います。勿論、Su-METALさんに、音楽を続けて頂くのがBESTです。自分の人生は、中元さんより、かなり短いと思われるのですから、彼女の歌を死ぬまで聞き続ける事が出来れば、いいなぁと思いますし、勿論、他の人達の音楽も聴き続けてゆきたいなと思います。