hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

なんたら民主党の戦術は、桜とモリカケ追及だそうです。まあ、本当にセンスが悪いですね。

 国民の関心は、コロナ(感染拡大と経済政策)、オリンピック、米中戦争による日本の景気、格差社会、老後年金問題という順なのかもしれません。ただ、左翼は異なるようで、桜、モリカケが最重要課題のようですね。恐らく、左翼支持者の世界ではそうなんでしょう。つまり、一般国民との認識に差があるという事なんでしょうね。かつての、民主党が政権奪取したのは、消えた年金問題が決定打だったと思います。年金は、国民全員の関心毎だったからだろうと思います。しかし、桜も、モリカケも実は、国民生活に影響するものではありません。それ故、何度も、国政選挙で争点にしても、国民から熱狂的な支持が得られなかったという事だろうと思います。支持を得られなかったという事は、戦略的な間違いです。それも、何度も繰り返してしまう無能さに頭が下がります。

 コロナは、ほぼ全国民の関心毎です。感染拡大と経済政策は本当に両輪になっております。争点をここにすれば、野党は勝利する可能性も出てくるはずです。桜やモリカケでは絶対に勝てないのは、過去の選挙で明確になっております。これは、かつての西南戦争で、薩摩軍が熊本城に固執した事に似ているように思います。薩摩軍が、熊本城なんぞに目もくれずに、東京を目指していれば、結果は変わっていたかもしれません。しかし、そうしなかった。それは、まさに戦略のミスであったと言われております。逆に、政府軍は、彼らを熊本城に引き付け、周りを制圧して薩摩軍を包囲することに成功し、最後には壊滅させる事が出来たという事です。つまり、桜やモリカケに野党を引き付ける事で、確実に自民党は勝利出来るという事なのかもしれません。政治は、センスだと思います。プライオリティを設定するセンスが悪いと、勝利することは無理でしょうし、もし、政権を奪取しても、政権を維持するのは難しいでしょうね。それが、今の、なんたら民主党なんだろうと思います。

 何度も、言いますが、自民党は、コロナで経済対策で大きな失敗をしています。それにより、国民は悲惨な不況の中に放り込まれました。これを、解決するには、どうしたらいいのでしょうか?野党がアホマスコミに乗せられて、与党よりさらに、経済軽視、感染防御に振った事で、見事なくらいに、GOTOキャンペーンで、与党は評価され始めております。勿論、定額給付金もバックにあります。野党が追及しない事で、経済政策の失敗は覆い隠され、自民党にプラスになりつつあります。もう、時間は無いでしょうね。本来であれば、自民党逆張りすべきだったと思います。自分達に都合の良い場合の人権制限は左翼の得意技でしょう。とすれば、私権の制限を含む、罰則規定を提案すれば、国民は拍手喝采したと思います。罰則規定とセットで保障なんて言われておりますが、基本的に保障なんて絶対無理です。それよりは、罰則規定を設ける事で、交流を自由にする方が有効です。例えば、赤痢や食中毒の場合と同様、1週間くらいの業務停止命令でよかったはずです。その際に保障は不要です。対策をしっかりすれば、元に戻して商売を続けて良いとしたら良かったのだろうと思います。これを、野党が明確に説明出来れば、国民は拍手喝采したでしょうね。ただ、今からでは無理です。自民党がその方向(私権の制限を除き)へ向かう可能性があるからです。野党は、その案が出れば、反対するために、アホマスコミと同調して、経済をつぶす方向に向かざるを得ません。まあ、そうなれば仕方が無いので、桜、モリカケでもしてお茶を濁してしまうのでしょうね。

 つまり、野党は全くセンスがありませんし、それを支持する層も国民全体像を見ておりません。公務員や教員とか大企業社員の組合員は、基本的に、給与も下がりませんし、コロナでの苦労なんてほぼありませんからね。一般、国民の痛みなんて分からないのでしょうね。