hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナはオーストラリアでは、それ程拡大していないようです。

 コロナに関しまして、冬のオーストラリアは、それ程感染拡大していないようです。一部、インフルエンザ等の感染症が激減して、子供の病床はガラガラだとの情報もありました。医療機関にとっては、意外に冬のインフルエンザってそれなりに収入源ではある訳でして、それが無くなって、コロナを恐れてあまり病院にみんなが来ないと、結構不味い状況ではあろうと思います。ともあれ、オーストラリアは冬だからといって、感染拡大していないようなので、日本も、必ず冬に感染拡大するとは限らないように思います。マスコミの専門家は、冬に感染拡大すると煽っておられましたが。7月から感染拡大した第2波の状況を経験して、もう、スペイン風邪モデルから離れるべきではないかと思います。このウイルスは、あまり季節性に関連していないように見えます。私も、第1波の頃、このウイルスは、温度と紫外線に弱いと思っておりましたが、それは違うという事が明確になっております。つまり、関係ないと。

 第1波と第2波の間は、5月中旬から7月初旬の1か月半くらいでした。この期間を潜伏期間とすれば、それを演出したのは、間違いなく、自粛でしょうね。4月7日から5月25日までの緊急事態宣言で、人の交流は大幅に低下しましたので、それが7月初旬までの間、拡大しなかったという事だろうと思います。人の交流が開始するにつれて、第2波が拡大しまして、その波は7月、8月、9月と3か月継続しております。第1波が4月から5月中旬くらいの1か月半だったのに比べて、感染者数の山も2倍になりましたし、期間も2倍になろうとしております。まあ、山が高くなると裾野も長くなるという事なのでしょうね。

 致死率は、第1波が5%くらい、第2波が0.8%くらいです。併せて1.9%という事になります。これは、やはり、少し、弱毒化しているように思えます。感染性が増して、弱毒化する事で、第2波が起きたとすれば、更に弱毒化して、感染力がUPするという事で、第3波が起きるのかなと想像します。第2波では、人の移動を制限していない事で、またある程度多くの感染者を出した事で、変異株はある程度出来ているものと想像出来ます。とすれば、第2波の中で、第3波が発生していても不思議では無いと思いますので、今後の推移を見てゆく必要があるのではないかと思います。今、いわゆる再拡大している地域として、フランスやスペインが代表例ですが、日本も含めて、いわゆるロックダウンした国の特徴として、効果は、結構あると思うのですが、沈静化して、人を交流させると第2波がやってくるという事ではないかと思います。

 つまり、ロックダウン無しで沈静化させる事が出来れば、第3波は来ないかもしれません。どうしても、スペイン風邪をモデルに考えると間違うように思います。スペイン風邪はH1N1のインフルエンザだったので、インフルエンザとしての特徴を持っておりますが、今回のコロナは異なると思います。今回のコロナには、新しいモデルを考えてゆかないといけないのでしょうね。