hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

どうやら、第2波のピークは過ぎたのかなと思います。

 トレンドから見まして、日本全体としては、第2波のピークは過ぎたのではないかという印象を持ちます。この感染症の特徴は、急激に拡大する時期、そしてピークがあって、後はダラダラと続くというものだと思います。半月くらいの拡大期からの1か月くらいの漸減期そして、1か月半くらいの、潜伏期という事になるのかもしれません。この潜伏期がかなり重要でして、日本もですが、ヨーロッパも、オーストラリアも、そして韓国も、ある程度の潜伏期があって、第2波が発生しております。つまり、ある程度気を使って対策をすれば、抑え込めるが、そのうち、気が緩むと出てくるという事なのではないかと思います。という事は、少なくとも、抗体によるバリアが出来る程の感染者が発生しているとは言えないという事なのでしょう。あの、被害の多かった、イタリアや、フランス、スペインでさえ、一般的に言われている60%でのバリアが形成されていないという事でありますので、中々、やっかいな感染症である事は確かです。

 ワクチンが完成して100%が接種したとして、有効な抗体産生率が60%とすれば、ギリギリでしょう。接種率が80%となり、産生率が60%であれば、小規模な感染は起こるでしょうし、そこが病院であったり高齢者の介護施設であったりしたら、まだ、多くの命が失われる事になるかもしれません。やはり、リスクヘッジのためにも、医療関係者或いは患者等による感染拡大を防御しなければならないし、その仕組みを作るべきだろうと思います。

 想定としては、9月中旬頃には、国内で100件くらいまでは落ちるであろうと思います。そして、11月頃には第3波がスタートする事になるのではないかと、ピークは12月から年末にかけてでしょうか。今年の正月は大変でしょうね。

 ただ、第1波のような自粛をしなくても、感染者をかなり多く出しても、しっかりと重症者と死者をコントロールできたとしたら第2波の経験は、第3波の対策に役立つと思います。基本的には、アホのように無駄なPCR検査をするよりは、必要な人に戦力を集中投入する事が重要であるという事が明確になるだろうと思います。要するに、第3波では、もっと、しっかりとウイルスと付き合う事が出来るという事なのだろうと思います。