hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

オリコンのNIJIUの提灯記事を読んで。

 オリコンで、JPKPOPのNIJIUですか?の提灯記事が出ていましたね。おそらく、ソニーミュージックの依頼で、この武井保之さんは書かれたんでしょうね。まあ、忖度のかたまりみたいな記事ではありますが、納得できる部分もあります。

 日本のアイドル文化というものを漠然と捉えると、どうやら、おじさん、おばさんが主力になっている気がします。中学生や高校生は、日本よりもK-POPにあこがれるのではないかなと。そもそも、アイドルの追っかけはお金が要ります。握手したり、写真をとったり、全て有料となっています。実際CDを売るとかLIVEで歌う事よりも、握手と写真が本業になっていたりします。そこに、中学生や高校生が入っていけるはずもないので、お金をもっている、おじさん、おばさんが中心になるという事なのでしょうね。若者と異なり、おじさんやおばさんは、あまり移り気では無いので、結構、長い間、とどめる事が出来ますので、それなりに商売は成り立つだろうと思います。でも、まあ、15歳で入って、25歳では卒業になるでしょうから10年くらいでしょうか?

 オリコンで、武井さんは、世界を目指すとか目指さないとかと言われておりましたが、K-POPも全世界を目指している訳ではありません。K-POPの世界は、日本がスタートです。日本で、お金をためて、アジアへ、そして、アメリカへという流れになります。そこまで行くのは、ごく一握りでしょう。BTSとかくらいでしょうか?BlackPinkやTwiceなんかは、アメリカやヨーロッパに関しては、まだこれからなのか?それとも、もう限界なのかといった岐路なのかもしれません。K-POPの特徴は、世界中どこでも集客力があるという事もあります。日本人では到底無理なのですが、最初のアメリカツアーがアリーナなんて事が普通にあります。基本的には、タダ券を配ってという事で、それなりに集客するのでしょうが、それでも、大したものではあります。ただ、そうであるから、浸透はしていないのでしょうね。BlackPinkではなく、K-PoPとして括られてしまっているんでしょうね。これからなのか?それとも、資金が続くのか?という問題なんでしょうね。

 マーケッティングとしては、素晴らしいと思います。少なくとも、日本やアジアでは、大きな収入を得ております。しかし、それでも、5年くらい、或いは10年では消えて無くなる可能性が高いと思います。というのは、支持母体である、若者が15歳の若者が20歳になれば、趣向が変わる可能性があるからです。35歳のおじさんが45歳になったとして、趣向はあまり変わらないのとは異なり。という事で言えば、K-POPは短期利益集中型になりまして、そして、次々と新しいグループを出し続けなければならないという事になりまして、まあ、それが、KARA、少女時代からTwice、BlackPinkとうまく移行できたのかもしれません。ただ、それでも、もう10年になりますから、次は難しいかなと思ったら、日本人でK-PoPという奥の手を考えました。ソニーミュージックとのタイアップではありますが、でも、ビジネスモデルとしては、AKBGやなんたら坂よりは遥かに弱い事になります。握手券と総選挙が無いので。もしかしたら、ハイタッチ券とか、ハグ券とか作るんでしょうかね。(笑)ソニーは、CDとDVDを売りたいのでしょうが、今は、デジタルとサブスクになりますので、秋元商法でなければ、稼げないはずです。この手のグループがDVDやブルーレイが売れるとは思いにくいし。

 BABYMETALは、そういった意味では、2度おいしいグループでして、CDとDVDで円盤屋さんを儲けさせてくれる上に、ライブでイベント屋さんと物販業者を儲けさせてくれるので、非常に稀有なグループだと思います。(もちろん、嵐とかのジャニーズは別格ではありますが)BABYMEALが、あまり稼働しないのも、何もなくても10億円程度の収益が見込めるからだと思います。2020年度でも、Live at Folumで2万枚、Legend MetalGarxyで3万枚売れたとすれば、7000円とすれば、3.5億円です。今度はLiveCDも出てますので、2万セット売れれば、5000円で1億円です。マスクもTシャツとかの物販もありました。そもそも、TheONEも3万人くらいは入っていると思います。それで、1.5億円です。もし、どこかで、SSA2Days、大阪城ホール2Daysくらいを開催出来れば、7万人で、1万円とすれば、7億円です。そのくらいで、15億円くらいの売り上げが発生する、超優良グループなのです。これが、ドームツアーとかやって、TVに出たりして認知度が上がると、年間30億円、50億円なんてことも可能になるでしょう。そうなると、KOBAさんはしんどいのでは?一年30億円にすると次年度も35億円とかの予算を組まされるので。そうではなく、10億円前後をうろうろと長く続ける方が良いというのが結論なんではないでしょうか?

 BABYMETALは3rdアルバムで、中長期的な設計図を見せてくれました、今年、10年ですが、後5年はするよというイメージです。完全に大人のBABYMETALを見せてくれました。しかし、その活動は、今までのように、ほそぼそと10億円ねらいなのではと思います。10億円ねらって出来るのも、とんでもない事ですが。その方が30年後には伝説になっていると思います。