hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

韓国制裁とか言うけれど、そんな事を日本が出来るとは思えません。

 日本人の多くは、日本が金融制裁をすれば、韓国が困ると信じているようですが、実は、困るのは日本の銀行であって、サムソンとかLGはそれ程困らないと思われます。元々は、日本の銀行の力が強かったので、韓国の企業は助けられて大きくなっていった側面があります。しかし、今は、韓国企業の収益力は、日本の銀行にとっては大きな柱の一つでもある訳です。ですから、金融制裁を実行するのは、得策ではありません。

 韓国政府にとって一番痛いのは、何かというと、反日カードを使えなくなるという事です。日本がはいはいと無視し、反論しない事が最も、韓国政府にとって打撃になります。日本という仮想敵を作り、それを求心力にしたいのですから、日本は悪人でなければなりません。ですから、日本は、悪人になって、韓国政府を助ければ、更に、日韓関係は悪化する方向に向かいます。基本的には、相手にすれば、それを悪用します。もう、相手をしない事です。日本には、大きな武器があります。遺憾砲です。何があっても遺憾砲さえ放っていれば、韓国政府には、こたえます。これは、本当に有効な武器です。

 日韓関係には、徴用工問題、慰安婦問題、竹島問題、輸出管理問題、歴史認識問題くらいがメインです。実は、どれも、大した問題ではありません。徴用工問題は、日本としては、解決済み問題、慰安婦問題も、解決済みです。竹島は、韓国が実効支配しておりますので、戦争以外で、取り戻すのは無理でしょう。輸出管理問題は、基本的に日本の安全保障問題です。歴史認識例えば、靖国神社参拝問題は内政干渉です。内政干渉であるとと突っぱねるだけで良い事です。過去に、靖国参拝問題は、日本当時の野党と左翼マスコミが、中国を焚きつけて問題にしたのですが、中曽根首相が、中国に配慮して取りやめた事がスタートでもあります。しかし、そこで、そんな配慮をしなかったならば、こんな現状にはならなかったと思います。ただ、これを覆すのは到底無理でしょね。そもそも、靖国神社が宗教法人であるならば、日本国の首相が公式行事として参拝するのは、やはり理解が得られないと思います。無理筋でしょうね。ただ、私人であれば、内閣総理大臣であるとしても、私人が、自らの信念に基づき参拝する事を止めるのは、思想信教の自由の観点から、憲法違反であろうと思います。本質的な議論はここだとは思いますが、双方の思惑があって、難しくしていると思います。

 歴史認識に関しても、歴史は、歴史です。美化する事も捏造する事も、実は過去の人にとっての冒涜だろうと思います。歴史を裁く事は出来ない。しかし、歴史に学ぶ事は出来る。それ故、歴史教育は、エビデンスに基づき事実を客観的に伝える事であって、ロマンを求めたり、自らの思想信条を入れるものではないという事だと思います。私の中では、戦争は一方だけが善で一方だけが悪であるという事では無いと思っております。ですから、日本も戦争犯罪を犯したし、アメリカも戦争犯罪を犯した、それは、明確にすべきであると考えております。そして、それによって、日本もアメリカもその歴史を裁く事をしてはいけないという事です。そんな事をすると、お隣の国のように愚かになり、そしていつか大きな失敗をしてしまいます。日本も、戦前において、神話で国民を洗脳しようとしておりました。神の国日本とか、神風が吹くとかね。それは、今の韓国の浪漫あふれる歴史認識と同じでしょう。これは、必ず破綻します。いつの日かね。ただ、国民が成熟する前に、必要となる過程なのかもしれません。

 ともあれ、日本は、韓国の主張にはいはいと無視して、何かあれば、遺憾砲を打つ事だけしていれば、日本と韓国関係は、安泰です。恐らく、韓国は、更にエスカレートしないといけなくなりますので、最後は、自らこけます。それが最も良い、日本の対応であろうと思います。もっと言えば、韓国を本国とする多くの日本のマスコミ関係者にとっては、日韓関係がもめないと記事が作れませんので、彼らの死活問題にもなりますので、必死で、もめさそうと煽ります。そして、捏造をして、自分でこけます。

 多くの国民も、だんだん気が付く人が出て来ております。マスコミは、火種を煽って大きくして、それでも儲けて太ると。その煽りに乗る人がいるからです。しかし、その層もだんだん減ってゆくものと思います。韓国は、敵ではありませんが、勿論、味方でもありません。別の国です。その別の国の戦略に乗って、怒ったり、踊らされたりするのは、日本国民がまだ未熟だからでしょう。大人になって、完全無視。これが一番です。歴史上でも、朝鮮と親密になってろくな事はありませんでした。歴史は、学ぶものです。