hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

安倍首相は、もう逆流を止められないように思います。

 近所のおじいさん達が、何が何でも、安倍が悪いと言ってるんですが、じゃあ、誰がいいんですか?と聞けば、安倍以外なら誰でも良いと言うんです。何をしても安倍が悪いと。安倍が変われば、コロナも収まると。

 面白いなぁと思います。かつての、民主党政権末期も、何が何でも、民主党が悪いと言われ続けました。実際、鳩山内閣菅内閣は酷かったと思いますが、野田内閣はそれ程でも無く、自民党時代とあまり変わらないように思っていたので、何を批判してるんだろうと思いました、実際、消費税の増税もこの野田政権で、決めましたし。不思議ではありました。まあ、流れというものでしょうね。逆向きに流れ出すと、止めるのは難しいという事でしょうね。安倍政権にも、逆流がぶち当たっております。この流れを止めるのは、容易なことではないでしょう。まあ、かつての自民党であれば、倒閣運動が始まっていただろうと思うのですが、あの石破さんですら、倒閣では無く、来年9月の総裁選を目指しているような感じですので、ある意味、来年9月までは、無風なのかもしれません。それぐらい、安倍政権が強いという事なのでしょう。まあ、細田派、麻生派、岸田派に二階派まで、主流である状況で、石破派、石原派に仮に竹下派がついたとしても、到底安倍政権を潰すのは無理でしょうから、最初から安倍以後を目指しているという事なのでしょうね。

 ただ、安倍首相自体は、実は、もう、辞めたがっているようにも思えるんです。しかし、彼の目標、最大の目標である憲法改正の可能性を探っているので、辞めにくいという事ではないかと思います。安倍さんは、お子さんもおりませんので、また、世襲議員でもある事から、個人の権力よりも、歴史に名を残す事を意識していたと想像しています。憲政史上最長の総理であり、日本の政治史上、世界のTOPの主要メンバーとなり世界戦略に意見を言う立場になった、初めての人でしょう。十分、歴史に名前が残る政治家であると思います。それ故、もう、次は憲法改正であったのですが、もう、ほぼ困難な状況になっておりますので、ここを諦めたとすれば、辞め方さえ用意すれば、あっさりと辞めてしまうのではないかと思います。要は、辞め方でしょうね。論理的に綺麗に辞めるという事でしょうから、何かの責任を取って総辞職は無いと思います。とすれば、選挙で負けての総辞職ではないでしょうか?勿論、総裁任期満了による勇退が最も彼の望むところなんでしょうが。後1年、彼の気力が続かないのかもと思ってしまいます。

 で、9月の総選挙で敗北したとしても、自民党が政権を失うほどの負け方はしないでしょうから、リリーフは誰なのか、となりますと、第一候補は当然、副総理の麻生さんでしょうね。麻生さん自身も、政権に色気を持っているでしょうから、細田派と麻生派がくっつけば、まあ、二階派もくっつくでしょうから、万全ではありますし、党員投票は出来ないので、議員投票になるでしょうから。そして、麻生政権が2年くらい続いた後に、河野太郎政権がスタートするという事になるんじゃないでしょうか?次の次の総選挙の看板で麻生さんは弱いので、刷新して、河野太郎さんという事で選挙を行うというのは、自然な考え方ではないでしょうか?

 もし、どこかで、菅政権が現実化すれば、間違いなく、維新が連立に加わるはずです。2年後であれば、吉村さんが大臣で、参加するんじゃないかなと思ったりします。今は、大阪が大切ですが、コロナの終了と大阪都構想の合意により、大阪を離れる名分が出来ます。そうなれば、吉村総務大臣として、地方行政にメスを入れるのではないかなと想像しております。そして、菅政権の次の総理大臣となるのではと。