hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

尖閣列島は、中国の戦略的な拠点であろうと思います。必ず、アクションがあると思います。

 中国は、今大変な状況なんだろうなと思います。コロナ、洪水、ウイグルチベット、香港、米中経済戦争と、インド・ブータンとの領土問題、南シナ海問題東シナ海問題、一帯一路の債務国の返済不能問題とかなり大きな問題が山積みになっていて、中国を支持して一緒に協調してくれる国は、ロシアくらいしか周辺に無い状態になっているようで、更に、そのロシアも、ウクライナ問題とシリア問題で、孤立しているので、まあ、消極的な支持という側面もあるように思えます。まあ、それなりに相手してくれるのは、韓国くらいで、北朝鮮もどちらかと言えば、アメリカを向いているようで、思い通りにはなってくれていないし、北朝鮮アメリカと直接交渉し出したので、対米交渉カードとして使えなくなっているようで、利用価値が低下してしまっているようです。

 ただ、この袋小路の状態は、国民も敏感に感じているようで、習近平政権には、少しというか、かなり逆風が吹いているように見えます。そんな時には、国民の目をそらすために、敵が必要で、その敵は、絶対に勝てる相手であるが、小物ではなく、そこそこの相手であると考えるのが自然だと思います。となれば、フィリピンやベトナムでは役不足ですので、インドか日本かという事になるでしょうね。で、インドに、石投げ合戦で喧嘩を売ったら即座に買ってくれたのですが、どうやら、中国の被害の方が大きかったみたいですし、そもそも、あの土地は、中国からかなり離れた陸地でもありますので、巨大な戦力を送り込むのも大変そうですし、そこまで、本格的な戦争をして、もし負けたらという事を考えると、国民の目をそらすという本来の目的から離れてしまうことにもなるので、まあ、ダメだなと思ったのではないでしょうか?

 そこで、もう一つ絶対に喧嘩を売っても、何も出来ない相手がいるという事で、日本の尖閣にちょっかいかけて来たのだろうと思います。中国の想定としては、最悪でも、日本の海上保安庁の船か、自衛隊の船にミサイルを撃ち込むくらいまではするんじゃないかと思います。それでも、日本は反撃をしないでしょうし、もし、日本が何等かの手出しをすれば、それを口実に、本格的に尖閣占領まで行こうとしているのではないでしょうか?そこまですれば、国民は歓喜の声で、習政権を称賛するだろうと思います。

 アメリカは尖閣占領では、出てこないと踏んでいると思います。日本も、仮に尖閣を占領されても、中国大使を呼んで、遺憾砲を発射するだけでしょう。国連は、拒否権を有しておりますし、ロシアも味方をするでしょう。つまり、中国の想定では、絶対に勝てる戦であるという事だろうと思います。ですから、中国は今、反社勢力のように、因縁をつけようとしている段階で、日本にアクションを起こさせようとしているのだと思います。そのアクションで、因縁をつけてスタートし、アメリカの動向を確認して、尖閣占領というところまで行くのではないかという事だろうなと。ですから、日本政府はアホになる事だろうと思います。実直に、ずっと、遺憾砲を打ち続けているだけにしておけば、さすがに中国からミサイルは飛んできません。因縁が付かずにミサイルを打つと、さすがに世界中の国が引くと思いますし、ロシアすら逃げると思います。それは中国もわかっていると思います。日本のアクションに対するリアクションにしたいと思っているのだと思います。因縁って、目が合ったというだけも、OKですから。日本は、アホになる事しか手は無いと思いますし、その対応が最も中国を苦しめるという事も理解しておくべきかと思います。

 韓国の徴用工問題も、最も韓国政府への打撃を与えるものは、何も反応せずに、ゆっくりと韓国から日本の資産を引き上げる事だと思います。韓国の文政権の手法も今の中国と同じです。内部的な苦境を外交特に反日に結びつける事で視線をそらそうとするわけです。ですから、最も痛いのは、日本が何もしない事です。彼らにとっての地獄は、日本政府の無関心です。単に、遺憾砲を打つだけで良いのです。それが、彼らに最も打撃になると思います。そうすれば、日本企業がゆっくりと韓国から撤退し始めると思います。だって、異常な国であると、日本人が更に理解するからです。この国では、日本というだで、財産も何も残らない可能性があると思えば、そこに力を入れる事を、少なくとも、株主はリスクであると感じるでしょうね。それで、十分だと思います。韓国には、最も有効な攻撃は、無関心とゆっくりとした撤退です。政府は遺憾砲という強烈な武器を発射し続ければ良いだけで、韓国の政権は崩壊するはずです。

 というか、最も高度な戦略は、中国が習政権を継続し、国力を崩壊させること、韓国が文政権及びその後の左翼政権を継続し、国力を弱体化させるという事は、日本にとっては非常に有難い事だと思うので、少し、彼らを援助をする事も必要なのかもしれません。その援助とは、ちょっとした反応(目を合わせるくらいです笑)でいいと思いますが、少し間合いが難しく、失敗すると、尖閣を占領される可能性もあり、日本人の命が失われる可能性もあるので、危ない橋を渡るべきではないのかもしれません。