hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

ドイツは、PCR検査を週100万人に実施しているとのこと。でも、感染者がそれなりにいます。

 自分の主張に有利な情報は、信じるし、不利なものは、排除する。まあ、これが普通なんだろうと思います。TV◎日の、T川さんがドイツはドイツはとドイツが膨大なPCR検査を行っていることを主張し、感染拡大阻止はPCR検査とPCR教の布教活動をしておりまして、多くのマスコミもそれに倣えという事で、PCRPCRと念仏を上げることを日課としているようです。

 今日面白い記事を現代ビジネスで見ました。ドイツに帰ってやっと分かった「日本のコロナ感染者数が少ない理由」川口 マーン 惠美(作家)さんの文章です。ドイツでは週に100万のPCR検査を行っているのですが、感染者数は現在では800人/Dayという日も出て来て、増加傾向にあるそうです。これから、夏のバカンスにより、人の移動が増えると、更に拡大してゆくのではないかとの危惧もあるようです。普通に考えて、こうなるでしょうね。国民全員を毎日PCR検査して、国を閉鎖すれば、感染を止める事が出来ると覆いますが、人が移動すれば、PCR検査を更に増やして、移動する人達全てを検査しなければ、感染防御は無理です。小学生でもわかりそうな事を、日本のマスコミは理解できないようです。まあ、これも、私にとって都合の良いものを取り上げただけですが。

 ただ、この感染症へ勝利の目的地点は、PCR検査をして、キット業者と検査業者に巨額の利益をもたらす事ですか?それとも、死者を減らす事ですか?人的交流を止めていれば、感染も拡大しませんが、いつまで、人的交流を止めるのですか?片方で、感染拡大によって多くの抗体を有する層がある国と、引きこもって、感染防御出来たのですが、抗体保有者があまりいない国が交流すれば、瞬く間に、感染拡大します。また、引きこもるんですか?

 目的は明確です、死者を減らす事、経済を維持すること。感染者数は、死者に直結するから増やしてはいけないだけで、死者に直結しないのであれば、それは、ある程度の問題は許容しなければいけないという事だろうと思います。マスコミは、この点で大きな間違いをしていると思いますし、彼らは、まだ来ていない死者増が感染拡大によってもたらされる事を危惧している訳です。しかし、死者が多発した原因は、院内感染と高齢者の介護施設、或いは、合唱とかカラオケとかのクラスターだったはずです。もちろん、それ以外の方もおられますが、それはそれで、別の防御方法が必要かと思いますが、多くのクラスターを止めれば、かなり致死率は低くなるはずです。PCRはまさにそこに集中的に使用すべきであると思います。若い、元気な無症状のホストやキャバ嬢を拾い出してもあまり効果もありません。彼らの多くは、そのまま、自然に治癒しますから。手法は単純です。そこに、高齢者や高齢者を家族に持つ人が行かないようにすれば良いだけです。しばらく、我慢してねと。それが出来ないのならば、それはそれで仕方が無いと思います。極力、高齢者に近づかないでねと。

 幅広い範囲をカバーするのは、論理的には有効そうにみえますが、現実は、戦力の集中投入が、最も効果があります。どこに、投入するかを間違えれば、大変な事になりますが、今回は、ほぼ間違いようの無い命題です。しかし、わざと戦線拡大して、負け戦にしようとする勢力が多くて。