hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

中国の異常な行動。

 中国という国が変であるというのは、世界的な共通理解だろうと思います。南シナ海尖閣問題、インド・ブータンとの国境問題と、かなりの領土問題を有しております。特に、南シナ海については、ほぼ成功したのではないかと思います。彼らは、法の順守を強制しますが、自らの法は、自分達で作るというものなので、他が作った法は全く順守する事を考えないという事なのでしょう。これは、変だと、世界中で思うでしょうね。

 日本という国は、領土問題について、竹島問題、北方領土問題、そして尖閣問題と3つの問題を有しております。現時点ではですが。将来的には、沖縄問題が発生するのではないかと思います。沖縄の歴史を考えれば、元来琉球王国であり、その琉球王国は、日本に組み込まれたのは、薩摩藩の武力によってであるのは間違いないと思います。つまり、歴史を見れば、沖縄は日本によって占領された、いわゆる植民地であると考えても良いのかもしれません。そういった事を利用するのは、中国の得意とすることですので、沖縄を中国の衛星国にすれば、尖閣は当然中国のものになる訳ですので、渡りに船でしょうね。という事で、恐らく、近い将来、中国主導で、沖縄独立運動が発生するのは間違いないのではないかと思います。北朝鮮寄りの日本の左翼及び韓国団体にとっては、アメリカ基地が無くなるというのは非常に都合が良いので、大賛成でしょうから、この運動は広がると思います。

 ただ、客観的に言えば、中国の領土問題は、無理筋ではあると思います。しかし、無理を通すことでのみ、中国共産党は生き残る事が出来る訳ですから、仕方がないのかもしれません。ある意味、北朝鮮の政策は無理筋ですが、しかし、無理を通す事で、ある種の妥協が生まれているというものもある訳です。北朝鮮は、経済的な側面で言えば、世界の最貧国の一つでしょう。普通、最貧国であれば、様々な問題が生じます。いわゆる非合法組織が暗躍する訳です。麻薬とか盗みとか暴力とか、しかし、北朝鮮には、そういった組織が顕在化しておりません。何故でしょうか?それは、国が先頭に立って、元締めになっているからです。言い方は悪いのですが、非合法組織が政府であり、政府が非合法を合法に変えているからなんだろと思います。これは、ある種の最貧国における解なのかもしれません。とすれば、元祖非合法組織の合法化政府という意味においての中国共産党は、周りの国が見る程、脆弱ではないと思います。しかし、中国の問題点は、最貧国から富国になった事により芽生えた、国民感情のコントロールなのでしょう。この場合、左翼のやり方は、共通の敵を作ります。2010年頃までは、その敵は日本でした。しかし、現在は、日本では相手にとって不足有となっております。そこで、アメリカという事なのだろうと思います。しかし、全面的にアメリカは難しいので、日本、フィリピン、インドと諍いを起こそうとしているんだろうと思います。ですから、今、中国は喧嘩を売っている状態だと思います。不幸にも、その喧嘩を買ってしまうと、彼らの目的は達成するはずです。しかし、誰も買わないと、彼らは困る訳です。しかも、アメリカは本格的に直接、中国と対峙するようにふるまっております。これも、中国にとっては困る訳です。日本をたたいて、アメリカに警告するというのが理想的で、中国国民にも説明しやすいんですが、アメリカと直接は不味いという事になります。

 結構、中国は困っていると思います。子分に喧嘩を売っても、買われず、親分が喧嘩を吹っかけてきているので。しかし、喧嘩をしなければ、自分達の部下から不平不満が上がる、相手の親分ではなく、自分が敵になってしまう。といったところです。