安倍政権の迷走 本当に、コロナ感染症対策は、あまりに稚拙ですね。

　安倍政権が迷走しているようです。どう考えても、GOTOキャンペーンは、実施出来ないでしょう。そんな雰囲気では無いはずです。でも、それが解っているであろうと思うのに、誰も止めようとせず。恐らく、明日の、分科会の意見を参考にという事で、延期もしくは、近県のみを推奨として、大幅変更になるのではないかと思います。助成金の時も、おバカだと思いましたし、緊急事態宣言もおバカでした。そのおバカで、そのまま突き切るのであれば、それはそれで、一応の見識を有した判断だと思いますが、どうも、その都度、逆風で、腰砕けになってしまい、物凄く印象が悪い気がします。

　例え、巷間で言われているように、二階さんと公明党が、この政策を強行しようとしたとしても、痛手を受けるのは、政権です。その痛手が無いと、二階さんと公明党の暴走が止まらないくらい、政権が弱体化してしまったのだろうかと思ってしまいます。でも、このカッコ悪さは、更に、安倍内閣の支持率を下げる事になるんだろうなと覆います。もう、本当に、この政権は、命運が尽きているようです。

　今の、感染症の傾向は、ドイツの初期に似ているように思います。初期は重症者が少なかったので、成功例とマスコミで言われ続けました、あのドイツです。マスコミが大絶賛した、ドイツは、感染者、死者数では日本の１０倍に達していますが、致死率は、4.5％とほぼ日本並みになっております。最初は１％以下でした。今の日本も、若い人に対する感染が多いので、重症化率は低いようです。しかし、この感染症は、そんなに甘いものでは無いようです。最終的には、５％近い致死率になるように思います。そして、それは、医療関係者と介護関係者から、高齢者や基礎疾患保持者といった感染弱者に伝播して、命を奪う事になるんだろうという事だと思います。つまりこのところ、1週間で、２０００人くらい発見されておりますが、この５％つまり、１００人くらいはこれから2週間くらいの内に亡くなられるのではないかと思います。そして、それが、週毎に、倍々ゲームになってしまう可能性もあると思います。

　GO　TOキャンペーンを強行しようがしまいが、この感染症を止めるのは難しいと思います。しかし、強行した時は、間違いなく、政府は袋叩きになるでしょうね。そんな、目に見えた事を理解出来ないくらい、この政権は目が見えなくなってしまっているのででしょうか？また、不細工でもいいと思います、間違った政策を強行するよりは。明日、GOTOキャンペーンは延期すると決定するだろうと思います。その方が、少しは、反感が薄れるとは思います。もし、止めないとすれば、おそらく、西村大臣の今後の政治生命は失われるであろうと思います。（安倍さん、麻生さん、菅さんについては、もう、次は無いでしょうから、論外として）