hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナとの共存が、人類に与えられた課題であろうと思います。

 コロナ感染症に関しては、本当にやっかいな感じになってますね。人間の欲望というものが感染症の拡大を支援しているのだろうと思います。普通に対応すれば、感染拡大はありえないのですが、その普通が出来ない人が多くいるという事でしょうね。何故、コロナ下において、面と向かって酒を飲むのでしょうか?物凄く危険なのですが、それでも、辛抱出来ない人がいて、もういいや、感染しても仕方がないと割り切ってしまうという事なのだろうと思います。しかし、現実に、感染してしまうと大変でしょうね。陽性になれば、2週間以上、自宅待機でしょうし、発症でもすれば、完全隔離で、その5%は重症化して死んでしまうのですから。ただ、かなり医療機関も経験値が上がり、レムデシビルやアビガンや症状によっては、アクテムラとか、重症化を防ぐしくみも出て来ました。そのため、かなり致死率は下がっているように思います。勿論、高齢者や、既往症のある方は難しいでしょうが。

 そもそも、コロナ感染症については、騒ぎすぎでした。当初の発症者に関しては、対処法がわからずに、パニックになったと思いますが、その後は、しっかりと対応されていると思います。問題は、高齢者、要介護者、基礎疾患のある方については、どうしてもリスクが高かったという事で、院内感染により多くの命が失われてしまったと思います。

 院内感染を止めれば、この感染症はインフルエンザ並のものでしかありません。それくらい簡単なものと言うのではありません。インフルエンザは、非常に恐ろしい病気なんです。年間1万人近くが、関連症を含めて亡くなるような病気なんです。ワクチンはあります。しかし、ワクチンは、感染防御にはなりません。何故なら、血液中に注射するワクチンは、IgG抗体が出来ます。しかし、初期の感染防御に役立つ、IgA抗体は産出されません。つまり、感染防御に関しては、自然免疫が中心になります。そのハードルを超えると、血液中、あるいは、細胞破壊したウイルスをIgG抗体で捕捉するしかないという事になります。そこを止められないと。大変な事になる訳です。

 インフルエンザは大変な病気です。しかし、一般の人は、簡単な病気だと思うくらい共存出来ております。このコロナも同じように、共存してゆく事になっているのだろうと思います。インフルエンザの時に、マスクもせずに、歩き回りますか?勿論、熱があれば、家で待機されるでしょうし、咳がれば、マスクもするでしょう。同じように、マスクをすること、そして、社会的な距離を取ることを自然と受け入れて、共存してゆく必要があるんだろうなと思います。

 今、感染者が増えており、不安でいっぱいでしょうが、ほとんどは無症状の方です。重症者はほとんどいない。一部、小樽のカラオケで、亡くなられた人がおられましたが、それは、かなり例外であろうと思います。もう、その共存の世界に入っているのだろうと思います。