GIRLFRIENDというグループいいですね。

　欅坂４８の「サイレントマジョリティ」は名曲だと思います。ホントにキャッチーですし、歌いやすいフレーズばかりで、ここまで出来るかと感心させられます。でもね、最後まで聞いたことは無いんです。途中で、お腹いっぱいになってしまって。もう、いいかなと。

　痛感したのは、GIRLFRIENDというグループのカバーを聞いて、その楽曲の良さを再発見したように思います。でも、やっぱり最後までは聞けなかった。不思議ですね。飽きるんです。ホントに、もういいかなと思ってしまって。

　ただ、このGIRLFRIENDというグループいいですね。まだ２０歳くらいでしょうか、いわゆるガールズバンドで、特にベースが上手いし、で、４人全てが歌えるんです。そして、それぞれ、それなりに上手い。４人がそれぞれに違うテイストを出していて。本当にいい感じです。楽曲に恵まれれば売れるだろうなと思います。ただ、私が、のめり込む事はないだろうなとも思います。それは、やはりSu-Metaｌを知ってしまったからではないかなと思います。少なくとも、彼女の声は、全く飽きないのです。６年間、毎日聞いております。これは、間違いない。でも、飽きません。どうしてなのでしょうか？一つには、彼女は、本当に七色の声を出します、ギミチョコの声、BNDの声、BxMxCの声、これって同じ人が歌っているようには思えません。それは、技術でもあり、神が与えしものであり、という事なのだろうと思います。

　Suさんの声は、結構、世間で言われているように完成品では無いように思います。結構、不安定で、乱れたり、少し高めの甲高い声になったりする時があるように思いますし、その日、その日で良いところと悪いところがあったりするように思います。勿論、そのレベルはとてつもなく高いんですが。

　料理人は男の人が多い。それは、女の人は体温の変動があるんで、味覚を一定にしにくいとの事です。しかし、飽きられやすい。お母さんの味は、飽きられない。それは、味が変動するからなんだと。そういった話を聞いた事があります。Suさんの歌が飽きないのは、おそらく、そこにあるんじゃないかなと思ったりします。お母さんの味でも、とっても、美味しい人もいるでしょうし、美味しく無い人もいると思いますので、Suさんの歌はとっても美味しいお母さんの味なんじゃないのかなと。

　紅月の初期は、本当に今聞くと、少女の声です。今とは全然違うように思います。でも、それも凄くいいなと思います。Suさんのライブって、その時、その時が完成形なんだと思います。成長の過程なんで、若い頃は未熟だったと言うのでは無く、少女時代は少女時代としての完成形なんだろうと。その時、その時が最強で最高なんだと思います。だから、飽きないで、ずっと聞いていられるんだなと思います。