hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

BABYMETALの思い出。

 2014年7月に、偶然、BABYMETALなるものを知りました。海外の翻訳とかで、フランスのライブで感動したとのことで、日本のバンドでもすごいのがいるんだなと思いました。どんなんだろうとユーチューブで見たのが、ギミチョコで。「う〜ん。」何かちょっと違うんじゃないかなと思いました。それ程、アイドルとかに対する偏見みたいなものは無くて、AKBとかでも、フライングゲットとかいい曲やなぁとか思っていたんで、もちろん、握手券なんか買ってとか、ライブに行ってとかは微塵も思いませんでしたが、アイドルだからという潜入感はありませんで、いい歌はいい歌と感じる方なのですが、:ギミチョコ」は全く刺さりませんでした。

 ただ、この子達、ドイツ行って、イギリス行くんだ。凄いなぁとは思いました。その頃、日本人が外国でライブをすることはそれ程珍しい事ではないようになっていたと思います。AKBとかももクロとかきゃりーとかパフュームとかが、海外で人気とかの情報は聞いてましたんで。ただ、その関連で、BABYMETAL アーカイブというサイトを発見して、彼女らの過去からの経過を見る事ができて、凄く感動したのを覚えています。曲とか言うよりは、そのストーリーが好きに思えて来たんだろうと思います。

 そして、あのソニスフィアになります。当時の情報は、そのBABYMETALアーカイブからが中心でした。流れて来る情報に嬉々としていました。日本からも行っている人がいるみたいで、凄いなぁ、でも、本当に楽しいだろうなと思ったのも事実です。日本からに人は、本当に不安そうなツィートが多かった、ネガティブだったように思います。現地から人多いよ、モッシュしてるとかの断片的な情報が流れて来ても、イメージは出来ませんでした。ちょっとだけのファンカムも流れていたと思いますが、全体像は殆見えなかったので、どんな感じなのか想像もつきませんでした。で、1日開いて、フォーラムになるんですが、フォーラムの時は、人が並んで待っているという写真がツィートされていたように思いますし、2500人がパンパンだったとの事も凄いなぁと思った次第です。

 でも、その頃はストーリーは好きですが、曲はという感じでした。といっても、曲はギミチョコ以外知りませんでしたから。聞きたいと思いもしませんでした。あの甘ったるい感じ、詩にストーリーが無い感じ、どうも好きにはなれませんでした。ただ、ネットを見てると、イジメ・ダメ・ゼッタイという曲とアカツキという曲が評判いいみたいでした。イジメは、ソニスの時に断片で聞いていましたが、キツネ飛べって?という感じで、刺さりませんでした。全編を聞いてませんでした。で、アカツキなるものを見てみようと思いまして、ユーチューブで、探しましたら、おそらくLegendDくらいだと思うのですが、ありまして、それを聞いて、見て、完落ちしました。この子凄いと。とんでも無い子だと。いわゆるスウ拝者になった瞬間です。それから、ずっと、ユーチューブで漁りました。イジメも凄くいい曲なのはわかりました、当時、イジメと言えば、ラウドパークのイジメが消されてなくて、あの最初のSuの表情に惚れました。かっこいい!!と。基本、当時、高校1年生の小娘です。しかし、この子は凄いと思わせる、というか、その才能に大の大人がひれ伏されたという感覚がありました。こんな事は人生でもほぼ経験した事が無い事でした。冗談では無く、神を見たという感じなのかなと思いました。Suという人にひれ伏すのではなく、この小娘にこの才能を与え披露せしめた神にひれ伏すという感じなのかもしれません。

 それから6年になります、毎日、毎日、BABYMETALをネットで検索しております。しない日はほぼ無いと思います。BABYMETALのファンになった時にこれだけはしないようにしようと思ったのは、さくら学院には立ち入らないという事です。いくらなんでも、中学生を追いかけるようになってしまったら、やばいと。そう思っておりました。しかし、Suが見たいんです。だから、ちらっと行くと、結果、はまります。とんでも無いですね。もちろん、他のアイドルも一生懸命頑張っていると思っております。(詳しくは知らないので、想像です)しかし、さくら学院は違うんです。何というか、自分が売れるために、人を蹴落とすとか張り合うとかそういったものが無いんです。見せないんじゃなくて、無いんだろうと思います。勿論、いわゆる課外授業ではあると思いますが、さくら学院の中では無いんです。自分個人よりも、さくら学院という入れ物を愛している信じているのがわかるんです。こんなグループは無いですよね。おじさんころっと行きますよね。ということで、2015年3月には、YUI&MOAの卒業式のライブビューイングに行ってました。

 2014年に知って、2014年11月のLONDON O2アカデミーがあって、2015年は、世界的な大スターになるんじゃないかという期待感にあふれてました。2016年に2ndアルバムが出て、ウェンブリーアリーナ公演と、東京ドーム、輝かしい未来しか見えませんでした。そして、2017年の巨大キツネの大阪城ホールでの最強で最高のアカツキ。大画面の演出とものすごいライブがあって、どこまで行くんだろうかと思っていた時の広島ですね。YUIの不在。そして、そのライブの圧倒的な凄さ。次回はYUIがいてくれるから、とんでもない進化をするんだろうなという期待感に本当に興奮しました。

 しかし、あのチューズン7については、という何と言うか(勿論今では、咀嚼出来ていますが、当時は全く理解不能で、運営に対する不信感しかなかった)やりきれない気持ちになりました。その後、あのカンザスで、YUIが居ないとの情報を会社で見て、その日、もう仕事をする気力がすっぱりと無くなっていました。そして、運命の10月19日、YUIの脱退発表で、全てが崩れ去るような気持ちになりました。

 幕張も、SSAも、神戸も、本当にBABYMETALのライブがあったんだと思うくらい気乗りがしませんで、情報を追う事も少なくなりました。もう、終わりなんだなと。私の愛した、BABYMETALは誰かに潰されてしまったんだと。シンガポールもオーストラリアの情報も、前のようには、熱意を持って見る事は無くなりました。

 そして、もう最後なのかなと思った、2019年6月の、横浜アリーナで、3人が最初に歩いて来るのを見て、涙が出ました。でも、YUIでは無いことはわかりました、体型というか姿勢が違いました。YUIの立ち姿って、何と言うか独特なんです。背筋がピンと伸びて、頭の位置が理想的なところにあって。常人では無いんです。で、割と近いところまで来たけれど、顔は見えず、スクリーンに写った時に、あれ鞘師じゃね。と思いました。勿論、モー娘。を知ってはおりましたが、全く詳しくは無いので、鞘師なる人の特徴を把握していた訳ではありません。しかし、顔は見たことがありましたので、鞘師じゃないかと思いました。で、このライブで、本当に感動して、やっぱりBABYMETALっていいなと思いまして、今日に至るという事です。そうなると、チューズン7も客観的に見えるようになって、あれも、いいなぁと思うようになりました。得手勝手ですね。