hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

BCG説に対する違和感。

 冷静になって考えておりますが、やはり何かおかしいように思います。BCGという説に関してです。というのは、人種が雑多に入っていた、クルーズ船の致死率の問題です。クルーズ船の致死率は1%台です。あれだけの感染者がいたにも関わらず。そして、アメリカ人もフランス人もいたと思いますが、それでも、今のように感染による致死率は高くなっていなかったのです。もし、BCG説が正しければ、日本人とその他の方の間に有意差があってもおかしくないのではないでしょうか?

 WHOのデータでは、4月4日の報告では、イタリアの致死率は12%台です。フランスも10%を超えました。その他のスペイン、イギリスは9%台です。ドイツだけが、1%台です。アメリカも2%台に突入しました。感染者の拡大とともに、致死率もそれ以上に増えております。唯一日本だけが、感染者の拡大に伴って、致死率が減じているのです。

 そもそも、10%超える致死率は、誰も予想出来ていなかったのではないでしょうか?致死率が高くなればなるほど、感染伝播力は低くなると信じられて来ましたので。つまり、多くの人が亡くなると、それにつれて、伝播のスピードは死の壁によって衰えさせられるという事です。しかし、このコロナは、そうなっていないという事です。死の壁を突き抜けて伝播してゆくというものであり、そして、その致死率が10%を超えるという魔物になっております。

 しかし、何故か、日本では、全くそこまで行っておりません。韓国でもそうです。韓国の感染拡大の要因は、大規模クラスターによります。中国も、情報どおりであれば、武漢を除き同じようにコントロール出来ております。BCGという仮説は、クルーズ船の結果では、否定されるものではないかと思います。では、何なのか?ヨーロッパは都市封鎖をした国が悲惨です。アメリカもNYは都市封鎖をしております。悲惨だから都市封鎖をしたのか?それとも、都市封鎖をしたから悲惨になったのか?わかりません。しかし、確実に言えるのは、武漢を除いて、都市封鎖で封じ込めに成功した例は未だに無いという事ではないでしょうか?

 つまり、原点に帰りますと、このウイルスの特徴は、濃厚接触による感染が中心です。それ以外では感染力はそれ程強くはありません。とすれば、都市封鎖は、濃厚接触者をわざわざ作っているのではないでしょうか?家という狭い空間に閉じ込める事によって、濃厚接触という環境を作り出してしまい、家庭内感染を拡大しているのではないかと。逆に、ある程度、人を移動させていれれば、感染拡大は防げるのではないかと。具体的に言うと、同じ人と接触する時間を極力減らした方が良いのではないかと。勿論、密閉空間は駄目ですが。外での、花見はもしかしたら、問題なかったのではないでしょうか?

 このウイルスは、人間をあざ笑うかのように、間違った選択を誘導しております。この感染症への対応は、誤りばかりです。その最たるものが、都市封鎖という事なのかもしれません。

 マスゴミ等も誤解しているようですが、N−95のマスクがウイルスを完全に除去出来るというのは思い込みです。理論上300nmの物質はフィルタリング出来ますが、ウイルスは300nmよりも小さいものです。普通に通過します。コロナウイルスも200nmと大きいウイルスですが、不揃いですので、100nmくらいのコロナウイルスも存在していると思います。つまり、通過します、理論上は。何故、理論上というかと言いますと、300nm設定にしておいても、布素材の性質上、空いている穴は均一ではないからです。300nm以上は95%捕捉できますが、200nmは素通りではないという事です。具体的な数値はわかりませんが、60%くらい捕捉出来るのかもしれません。つまり、それくらいの精度でありますので、理論上、完全に遮断出来るとは言えないという事です。N-95のマスクを使用していても感染する可能性は、当然あります。普通のマスクより蓋然性が低いとう事です。つまり、医療関係者がコロナから確実に身を守るという手段はありません。そのくらい危険な仕事になっております。