hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

CTが結構な役割を担っているとの事

 日本は、CTが世界で一番導入されていて、100万人単位の台数では、2位のオーストラリアの2倍くらいあるとの情報が出ています。つまり、臨床的な判断で、肺炎を見つけやすいとの事。それ故、精度の低いPCR検査の精度を補填出来ているんだということです。確かに、これは、一つの考え方なんだろうなと思います。

 一部に、日本は肺炎での死者データーを隠して意図的に少なくしているとの、意見がありますが。日本では、肺炎の診断が正確に出来るのは間違い無いと思います。その上で、隠蔽するような医者があいたとしたら、或いは、政府の指示で隠蔽するような事をしていたら、どっかで、情報が漏れますし、基本的に医者は、それ程、政府に対して従順ではないと思います。科学者は、結構データーには真摯で、色々と知りたいタイプの人が多いので、知らないフリが出来ないというのが、理系あるあるなのかなと思います。文系あるあるは、結構データーをそれ程重要視せず、推測を重んじるような傾向があって、データーを都合良く見たがるように思います。という事で、文系の医者さんは、某PCR販売会社の取締役で、PCR検査を推奨して、イタリアを絶賛していた真菌感染症の専門家の先生(ここらへんも私はあまり存じ上げておりませんが)のような、思い込みをされるとは思いますが、あまり、そういったお医者さんて少ないのではないかと思います。

 ともあれ、このCT理論には頷くところがあります。それが全てではないのですが、CTはかなり簡単に継続的に見ることが出来ますので、病状の進行判断については非常に有効なんだろうと思います。PCRは、基本的にウイルスがあるか否かだけしかわかりませんので。感度の低い試薬を使っていると、陽性をそのまま陰性として取り逃がしてしまう恐れがあります。80%はそれでOKなので、効果が無いとは言えませんが、その時点での精度は低いだろうなとは思います。発症者を正確に判断するというのは、或いは、気が付かないけれど、軽度の肺炎を起こしていたという事を早期に発見出来れば、治療には非常に役立ちます。

 つまり、PCR、CT,治療薬、ワクチン、医療環境、政策といった総合力で勝負何だろうなと思います。どれか一つでも失敗すれば、大きな影響が出る可能性があるという事なのだろうと。そういった意味において、専門家委員会の言うように、日本は結構耐えているんだなぁと思います。